男性からの相談として多いご相談
- 妻から離婚を迫られているが、どう対応してよいかわからない。
- 妻が家を出て行ったところ、突如離婚調停をおこされてしまった。
- 妻に不貞がばれてしまって、離婚を迫られているが、どうすればよいか。
- 離婚したあとも子どもに会えるのか心配だ(現にあえていない)。
- 妻と離婚したいが、妻が離婚に応じてくれない。
- 妻と離婚の協議をしているが、多額の慰謝料を請求されている。
一番大事なこと
一つ事例を見ていきたいと思いますが、その前に一番大事なことは、ご自身が夫婦関係をどうしていきたいかです。その上で、専門的見地や経験からどのように進めていくかをアドバイスするとともに、代わって交渉することになります。
勿論、ご相談の段階で決まっていないこともあります。その場合も、何度でも、お話をお伺いいたしますので、お気軽にご相談いただければと思います。
離婚するかどうか決まっていないときでもご相談ください。
事例 妻との離婚を決意し、妻に話を持ちかけたが応じてくれない
【相談内容】
30代男性からのご相談。妻と夫婦生活を送ってきましたが、性格が合わず、一緒に暮らすのが苦痛になってきたため、離婚したいと思い、妻に話を切り出しました。そうしたところ、妻は、法外な慰謝料を請求するなどして、離婚に応じてくれません。妻は、結婚前こそは仕事をしていましたが、現在は専業主婦という状況です。
【解決の視点】
夫婦仲が悪く、離婚を切り出したところ、お互いに夫婦関係を続けることは難しいと思っていることが明らかな状況の中でも、配偶者が応じてくれないということはよくあることです。理由は様々ですが配偶者としても、今後の生計をどのように立てていくか不安であるということが最も多くあるところかと思います。
【解決の流れ】
さて、夫婦間での話合いがまとまらない場合、第三者に入って話し合いを進めることしか方法はないということになります。この場合、どちらかの親族に間に入ってもらうという方法もあります。それでうまくいく場合もあることもありますが、やはり親族の場合、完全に中立的な立場には立てないこともあります。
そこで、弁護士に交渉を依頼するという方法が考えられます。私が依頼を受けた場合、配偶者の方との交渉は、まず配偶者の方のお話をお聞きするというところから始めます。そして、お互いの妥協点を探ることになります。
それでも話し合いがまとまらない場合があります。夫の代理人だから信用出来ないという理由や、法外な条件を要求してくる場合です。
この場合、調停を起こすことになります。そして、調停委員に間に入ってもらい、話し合いを継続して行います。それでも、話し合いがまとまらない場合、訴訟を起こします。